
野辺山と言ったらやっぱりキャベツ畑ですわな。
2009年 9月13日
午前12時
長野県南牧村
(前回のおさらい)
富士山を眺めながら露天風呂で日の出を満喫できるという「ほったらかしの湯」で早朝御来光とともに湯に浸かる贅沢を味わった一行は、次なる「鉄道最高地点」野辺山を目指して走り、辿り着いたのであった。
(詳細はこちらで)
さて、野辺山も堪能したことですので、今回は少し遠回りをして早くも今日のお宿に向かうことにいたしましょう。
そういえば、さっきから気になっていたのが、これ。

野辺山に来た途端にあちこちの店にちょこんと置いてあるあの牛さん。
……何の意味があるんだろ??
その後、地図やナビでは全く想像が付かなかった急降下で面食らい、しばらくはJR小海線とノンビリと併走しております。しかしながら、列車は来ず。

佐久市で国道141号とお別れして国道254号へ流れます。
しかも何故か藤岡(群馬県)方面へ……
実はぐるり遠回りして、某地図に「かなり変な駅名!」とまで銘打つ場所と、鉄道のもう一つの聖地である「鉄道文化むら」がある横川駅に行きたいため、こういうルートを通っております。
国道254号線のひとつは、コレで有名なんだとか。

国道254号は別名「コスモス街道」と呼ばれているんだとか。
ま、丁度コスモスの咲く時期だったので、最初は「おおっ!!」と思いましたが、それで全体が徐行されたらたまったもんじゃありません。
駐車場があるんだから、クルマを停めて歩いて見に行きなさいよ!!
たま〜に脇見して反対車線を大きく割る様を見た時にはこっちが「うわ!ヤバイ!!」と背筋が凍りましたもの……
そんなこんなで、ようやく流れが普通に戻った瞬間、わたくしは前方のある物体に思わずドキッとしまして…

なに!?あの物体??
内山峠を越す前辺りから、山の上にどっかり乗った大きな岩のようなモノ。
まるで日本版・エアーズロック!?
勿論本人は関西人なので、そんなモノ知るわけもなく。
その後知った「クレヨンしんちゃん」の作者が、まさに当時あそこで亡くなっていたことも知る由もなく。
内山トンネルを潜り終えてまたびっくり!!

だから何よあれは!?
デュアリスくんにはサンルーフ機能があるため、上を見渡しながら走行できますので、この岩?をまじまじと見ることが可能でした。
さすがにしんどいので、クルマを停めて鑑賞。

関西人のわたくしには大発見でございました。
この山、「荒船山」と言って、素に見たら岩が山に乗っかってるように見えるんだそうですが、れっきとした「岩」だそうです(苦笑)。
「とも岩」って言うそうで、先日お亡くなりになられた臼井儀人さんがあそこで写真を撮った直後に足を滑らせたんだそうで。高低差は100m以上……そらあんなロケーションだもの、高いわな。

国道254号線はそのまま一気に高低差700mを駆け下り、富岡へ滑り込みます。
【珍名駅・鉄道の聖地へ…、続きはこちらで】