こういうのにわたしぁ弱いんだって…
TBS開局55周年記念番組・日曜劇場「華麗なる一族」、先ほど最終回を終えました。
ん〜、さすがは山崎豊子。
白い巨塔もある意味見応えありましたが、この作品だけは最後の最後に大きな落とし穴が待ちかまえていたようで、わたしゃあ見事に落とされましたよ。
ひと言でいえば……
「やられたぁ!!」
でもああいう結末、わたしは嫌いではありません。
むしろ感動した次第です。
泣きました。
今でも余韻が残ってます、目が痛い…
どこで泣いたかって?
鉄平が猟銃自殺したシーンではなく、死亡診断書で血液型に記載されている型で大介の息子だと分かったシーンでした。
それはないだろと。
この結末だけは、結構辛いものがありますよ。
落とされましたね、マジで。
この後も万俵大介としての話は続くのでしょうけれどもね。
わたしとしちゃあもうどうでもいいわ、と。
でもこの話「華麗なる一族」の主人公は万俵大介なんですよ。
鉄平じゃないっぽいです。
過去にも映画があったらしいですが、そういうストーリー構成になってるようです。
だから、人によっては大介をメインとして観るのと、鉄平をメインとして観るのとでは見方が異なってくることでしょう。
まぁそういう楽しみ方(?)もありかな、と。
そういう意味では興味深く最後まで観させて頂きました。
やっぱり人生、うまくいかないけど、鉄平のように最後まで信念を貫くというのは難しいけれど、やり抜くしかないんでしょう。
最後に、やはり自殺による終わらせ方には疑問が残ります。
別のシナリオはやはり存在しなかったのでしょうか。
ともあれ、スタッフの皆さんお疲れ様でした。
TBSとしては最高傑作。最高の作品をありがとうございました。
■「華麗なる一族」公式ホームページ
♪ちなみに、よく挿入歌として流れていたあの曲はイーグルスの「デスペラード(ならず者)」という歌です。わたしはどういう訳かカーペンターズのデスペラードしか知らなかったので、本御所のがこういう形で聴けて嬉しかったです。ちなみに着うたが無いんだなこれが!!(華麗なる一族のメインテーマはありますけどね)
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