何せ次の日がどうしても外すことの出来ない仕事(そりゃもう転勤するんだからね)だったので、泣く泣くお通夜だけに赴くことにし、親族もそれで了承してくれました。
夕方に住まいを出て、お通夜が始まる前に
福井って、未だに家でやられるんですねぇ。
家が広いからかな?
時間がまだあったので、先に婆様の亡き姿を拝んで参りました。
ホントに、寝ているようでいい顔してる…
わたくしの正直な感想です。
まさかあの暴風雨を引き起こすようなお方とは思えませんで。
しかし、この日にお通夜とは…
というのも、亡くなった次の日が通夜のはずが、お坊さんが永平寺に行っていて不在ということで延期になっちゃったんだそうです。
そういうのもありか?と思いつつ、親族もさも悲しみに暮れることもなく、何となくお通夜が始まりまして…
さっきから仏前に座っているおばあさん集団は何なんだろう?とずっときにしていたら、突然お経を唱え始めるし、わたしらも経本を渡されてお経を一緒に唱え、最後にまたおばあさん集団が唱えてお通夜終了。
え?は、早ッ!!
ものの30分チョット。
で、お坊さんが挨拶し、先に旅立たれた叔父と爺様の際からずっと立ち会われた際の婆様の表情をずっと覚えていらっしゃったようで、その印象が強く、戒名も「笑顔が素敵な」ものにされたんだとか。パッと見では戒名なんてよく分かりませんが、意味を教えて頂くと、何となく親近感が湧くもんなんですねぇ。
そういや、遺影の写真もこれでもか!と言わんばかりのにこやかな顔写真…
そりゃ、凄いわ。
ずっと笑顔を振りまいていた婆様も、御歳90歳でこの世を去り、本日葬式を終え、火葬されたそうです。
仕事で立ち会えなかったんですが、夕暮れ前に立ち止まり、方角を向いて手を合わせました。
でも、婆様の前でちゃんと今度の異動の報告はしたので、わたくしとしては満足です。良い報告が出来たと思ってます。
これからは、わたくし達の心の中に生き続けることを祈りつつ…
遠くから見守っておくんなさいませ。
で、決して天気で荒らしちゃあダメですぜ。
どうか安らかに…
■お知らせ■
「日々どうでしょう」カテゴリは、5月を以て「是をアーティファクトとする!!」に移行致します。こちら金曜どないやねんWebブログでは更新されませんのでご注意下さい。