2010年03月18日

やはり手放しでは喜べない…

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先日、廃止で涙をのんだ宇高航路でしたが、意外な進展がありました。
もう御存知だと思いますが、宇高航路、来年3月までは継続です。

<宇高航路>廃止届を取り下げ 運航の「四国フェリー」
 四国運輸局は11日、宇高航路(高松市−岡山県玉野市)の事業廃止届を出していた「四国フェリー」(高松市)が、届け出を取り下げたと発表した。「国道フェリー」(同)は今月4日に同航路の廃止届を取り下げており、四国フェリーも存続に向けた経営合理化策を検討していた。四国フェリーによると、1日往復22便の現行ダイヤを維持し、来年3月までの運航は継続するとしている。

 運輸局は取り下げの理由を「一定の経営合理化のめどがたった」と説明。同社によると、全従業員約100人は今月末、いったん退職金を支払って解雇し、希望者は別会社で再雇用する。人件費を中心に年間数億円のコスト削減を目指す。

 四国フェリーと国道フェリーは先月、廃止届を出して今月26日で宇高航路から撤退する意思を表明。航路の存続が危ぶまれていた。国や地元自治体が構成する協議会が先月末に発足し、対応策を協議している。
メモYahoo!News毎日新聞 3/11付


確かに、高速道路のETC上限1000円はきついものでした。しかし、それも今年6月に廃止となります。7月からは民主党が掲げた案で進むらしいですが、その時には是非ともフェリー共存のシステムを構築して貰いたいものです。
宇高航路を利用される人の中には通勤通学で使われる方も居り、加えて長距離移動のトラック運送業者にとってフェリーは移動しながら休息が取れる唯一の公共機関です。
大橋よりもフェリーを利用するわたくしとしても、存続が好ましいのですが…
やはり、収益が無ければ存続は難しいのは当たり前。
それをどこでどう補うのかは、3セクによって当面は維持されなければならないと思いますが、その時どこまで面倒を見られるかがいずれ焦点となることでしょう。

それと、少し勇み足だったか、ETCでフェリーに乗船できるシステムが3月で廃止になってしまいました。先日自宅にハガキが届き、廃止の旨を伝えたものです。廃止は取り消しになっても、恐らくシステムは撤去されることでしょう。利用者にとっては非常に残念なお知らせです。

産経新聞3/14付で、高松市交通政策室は次のように述べています。
「国の全体のビジョンがないままここまで来た。今回は他の航路のリーディングケースになる」

このような橋と共存する航路は勿論ここだけではなく、明石や徳島、今治そして広島といった航路にも参考にされ、その状況次第では存続も左右されかねません。それに長距離フェリーにも余波は及ぶものと思われます。
何とか100周年には晴れやかに運行できることが決まり喜ばしいことなのですが、その後のことを考えると、なかなか手放しでは喜べないのが事実です。
今この海上輸送事情を考えるにあたり、この宇高航路が試されているような気がします。
敢えてクギを刺すならば、国交省ももう少し抜本的なアイデアを出さなきゃだめですよ!!
タグ:宇高航路
posted by T.Kiyomizu at 21:31 | 滋賀 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | TopNews
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