でもいつからだろ…そんなに贔屓にし始めたのは。
気が付けば、もうとっくに会員になってたし、恐らく金沢に行き始めてから利用し始めたんじゃないかな?と。
金沢はひどい時には月に2,3度訪れた時もありました。
そんなホテルで必ず見るのがAppleTownという冊子なんですが、ホテルの一室に必ず置いてあるモノで、持って帰ってもOKなんです。暇つぶしに読んでたりしますが、大抵チェックアウトまでに見終えないこともあるので持ち帰って読みます。
今回は東国原宮崎県知事のインタビューや田母神さんの連載記事もあったので読んでましたが、ふと、「APA的座右の銘」ってのに立ち止まってしまいました。
良い言葉が書いてあるんで、たまーに立ち止まって考えちゃうんですが、今でも考え込んでしまいます。
その言葉がこちら。
全力で闘えば 負けたとしても 誇りは失われない
1ページに奇麗な筆書体でさらっと書いてあるわけですよ。
で、何でここでぴたっと立ち止まったかって言うと…
今、自支店でやっている「仕事」っていうのが、今流行の改善活動なわけです。
ただ、綺麗事のように思われるかも知れませんが、言葉を返せば「ムダを見つけて無くす」などといったもの。ただ、今の改善は単なるムダだけを無くすのではなく、それを決めつけではなく真因を何回か追求した上で改善を行います。
ただ、自支店では他の支店に比べてレベルがかなり低いので、いきなり他支店での改善をやるわけには行きません。
さらに、そんなことをたった一人でやるってなると、当然「抵抗勢力」ってのが現れます。でもこれは仕方のないこと。
今までやっていたことを否定するわけではないのですが、当然現場の方にしてみたらそう取られるのが普通だと思います。
素っ気から理解してやれないというのも問題のひとつだろうとは思いますが、やはりその一因として、上司がしっかりとバックアップをしてくれないと、導入する者にしてみたら肩身が狭いモノです。
よくよく考えたら、今の環境って言うのは、統括支店や支社に指示され動くモノの、自支店の現場に戻ると「そんなことより早く現場に戻って仕事しろ」と言われるなど、温度差が極端に異なります。
これも仕方のないこと。ただ、自支店の上司は現状を知らなさすぎです。
わたくしもこの支店には10年もお世話になっております。何らかの形で恩返しをしたいと思い、ようやくこの改善という形での機会が訪れたと思ったら、今度は「改善の仕事よりも現場の仕事」と来たものです。最悪、今の上司のうち、直属の上司からは帰ってきてからひと言も口を利いてくれませんし、改善会議にも出席してくれません。
現場も現場で、説明し、導入して数日は動いてくれるけれど、しばらく経つとピタッと止めてしまい元に戻ってしまう。自支店では変えたものの「継続」ということが出来ない、何とも幼稚な話であります。なので、上司も「そんな新しいことやったって、自支店では継続しないし、作ったってすぐ野ざらしになるだけだ」と素っ気ない返し方をするに過ぎないわけです。
恐らくこれは、今まで親しかった現場が今日の敵と対してしまったに過ぎません。
それなら、わたくし一人であるとは言え、立ち向かってやりましょう。ただし、逃げることなく、定められた項目を一つづつクリアしていくことを条件に。
一人だけでやる改善ですから、導入にはかなりの勇気が要りました。
ただ、現場の圧力の方が強いことは確かなので、導入したとしても放っておかれることは目に見えてます。
だから、出来るだけのことを行い、今後行われるエリア発表会でありのままを報告してわたくしの活動を終えようかと思ってます。
正直、自支店には愛想が尽きましたので、転勤願いも出しました。
なので、来年以降飛ばされる可能性は限りなく高いですが、例え別の支店に移ったとしても、今までしてきたことの誇りを持って臨みたいと思ってます。
ただ、この場合だと「発つ鳥後を残しまくり」なんですけどね。
それでも、全力でやり切って、例えそれが報われない結果であったとしても、誇りだけをしっかり持って今後も仕事をしたいと考えています。
今まさにその真っ直中。
無理しない程度に頑張ります…が、もう胃を既にやられてます。
程ほどにしなきゃ…ねぇ。