2009年09月08日

T.Kiyomizuの夏休み【1】中国山地を経て広島へ

2009年 9月 5日
午前9時30分
JR山陽本線
相生駅


さて…
青春18きっぷが9月に入ったというのにもかかわらず、2回分残ってしまいました。
前回、日ス輪主宰・atsuさまと奈良観光していた際、ふと中国地方山間部のローカル線の話になり、atsuさん曰く「かなり真剣に時刻表をチェックしないと取り返しの付かない事態になるが、今の時期長閑でいいですよぉ」と言われ、実は急遽この9月5日に2日間掛けて、1日目は山を、2日目は海沿いを攻めようと思いつき、きっぷ片手に新快速に乗り込みました。
今回はその1日目、中国山地を駆け抜けます。

◆第1ランナー
 東海道・山陽本線 新快速 3203M 播州赤穂行き


 最初はこの新快速で一路姫路越えです。12両編成でしたが、さすがに敦賀始発の新快速とあって、強者共がずっと席を立たないという異例の事態に、やや焦った場面もありましたが、問題は次の乗り換えにありました。

◆第2ランナー
 山陽本線 各駅停車 1311M 備中高梁+岡山行き


相生駅で先ほどの新快速から乗り換えですが、多くの強者は、次の乗り換え電車がどんなものなのかを知っておりました。到着しドアが開くと同時に、殆どが団塊の世代の方々でしょうか…一斉に備中高梁行きの電車に乗り込み、御陰で前4両の電車は満員御礼。で、後ろ3両はというと、岡山止まりの電車で、こちらもその方々がしっかり席をキープしてしまい、結局岡山まで立ちっぱなしのまま1時間を過ごす羽目になりました。姫路−岡山間はこういう悲惨な事実を知っているだけに、「じゃあ何でここでワープというカードを使わないんだ!?」と仰る方がいらっしゃるかと思います。実は、事前に調べてみたらナント、この時間帯に限って新幹線が相生に止まってくれないんです。なので、今回は我慢ガマン。ま、7両編成であっただけギュウギュウ詰めで無かっただけまだマシでした。
電車は岡山駅に着いたと同時に、備中高梁行きメンバーと山陽メンバー、そして四国行きメンバーに分かれ、わたくしはぽつんと同じホームに。何故って?
しかし、これが実は後に功を奏します。

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◆第3ランナー
 伯備線 特急「やくも」9号 1009M 出雲市行き
 (リニューアル車両)


ここで、今日初回(とはいえ本日最後)の「ワープ」カードを使用し、特急に乗って先回りししてやろうと考えておりました。
というかですね、もうボクも疲れてネ。
御陰で車内は我々若者ばかりで車内はガランガラン…
気をよくしたのか、車内でお弁当とビールを購入し、高梁川を眺めながら少しの優雅なひとときを楽しみます。

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実は、何もなかったわけではありませんで。
先ほどまで乗っていた備中高梁行きの各停電車が何らかの支障で遅れてしまい、その煽りを受けてこの特急もその電車の後ろを突くような形を取らざるを得ず、結局10分遅れで新見に到着と相成りました。

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わたくしにとって、別にこの10分遅れは許容範囲内であったため、心配することなく、のほほんと過ごしておりました。
新見駅で降りた客はわたくしを含め6名。
みんながみんな、次の芸備線に乗り換えるというわけではなく…

20090905_05.jpg

特急やくもは出雲に向けて静かに新見を後にしました。

残されたわたくしは、次の芸備線の列車を待つまでの間、暇を持て余さなければなりません。
時刻表を観てビックリ!!

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備後落合行きの列車が1日たったの3本!?
時刻表には6本ありますが、うち3本は途中の東城止まりでございます。
これ、乗り遅れたら痛いわ…
周りには交通手段は無いわけですからね。

仕方なく、駅の外に出てみましたが…

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熱い!!!!!!!!!

この日は残暑が厳しく、特にこの山間部は気温が物凄く高かったようです。
高梁川まで行って、新見観光、終了。

◆第4ランナー
 芸備線 各駅停車 443D 備後落合行き

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ようやくステンレス製の気動車がゆっくり、ゆっくりとホームに1両だけやって来ました。
最近のワンマンカーにはトイレが併設されているので大変助かります。数年前のワンマンカーにはトイレが無かったという悲しい事実が…
座席は、以前関西本線の加茂−亀山間でatsuさんと乗ったワンマンカー同様、4つのボックス席がある他はロングシート。
当然、ボックス席を頂きたいところです。
席を確保して列車の発車を待ってはいるものの、発車時刻になっても列車は一向に発車する気配すら見せません…


実は、先ほど伯備線の特急も煽りを受けて遅れたのが、どうやらその後にも影響してしまったらしく、次に滑り込んで連絡するはずの岡山発新見行きの各停電車が未だに着かないため、到着を待っているというもの。
時刻表を見ると、その各停電車が到着し、この芸備線に乗り換える時間は4分。
ただでさえ1日3本しか走らないこの芸備線を逃すというのはかなりの痛手です。
しかし、そこはローカル路線。ちゃんとそれを考えて待ってあげてます。

そして、数分後…
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遙か向こうから、慌ただしくホームを駆けてこっちに来る芸備線乗り継ぎメンバーたち。
先ほどの団塊世代の皆さんも大汗かいてドサドサと芸備線ワンマンカーに乗り込みます。
皆さんが乗り込んだところで、ようやく列車は新見駅を後にするのでありました。

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伯備線も通るのに、この「布原」駅だけは普通電車も通過してしまうという変な駅です。
よって、この芸備線のワンマンカーのみが停まる仕組みになってます。ちなみに乗客はゼロでしたが、何故か降りて撮影する人も…余程珍しいんでしょうなぁ。

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中間地点である東城駅。
実はこの時点で広島県入りでございました。
閑散としておりました。中国自動車道が併走している関係で、どうやらココの住民は高速バスを主流としているようです。

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たまには高所を走り、集落を見渡します。

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ただ、この芸備線に乗っていてふと疑問に感じたのがコレでした。
途中途中でかなりえらく減速するところがあり、「え?何かあったんじゃ…」とかなり不安視する場面がありましたが、どうやら崩落危険箇所を最徐行しているんですね。雨の日はさらに5km減で走行するようにと書かれてありました。そのため、普段では考えられない時間を要して走行していますが、これも安全のため。JR西もようやくそういう方向に目を向けたという姿勢が伺えるでしょう。

というわけで、50kmの路線を1時間半掛けてようやく備後落合に到着。
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周りに集落は殆ど無く、連絡用に作られた駅という雰囲気が分かります。だって終点だって告げられるまで雰囲気しなかったもの。
山間部の谷にある小さな駅というだけに、省スペースを生かしたユニークなホームの造りが特徴です。
中央のホームは真ん中がくぼんで踏み切りになっており、その向こうにある駅舎のあるホームに繋がっており、5ホーム利用可能。
丁度この時、木次線の列車と次に乗る三次行き列車、そして折り返して新見行きの両芸備線列車の三方向それぞれが顔を合わしておりました。
…というか、ここで乗り換えなくて暇を持て余すにはかなり酷な場所であります。

◆第5ランナー
 芸備線 各駅停車 361D 三次行き


次に乗る列車も、先ほどまで乗ったのと同じ列車でございました。
乗車率は若干下がったものの、ボックス席は先に取られてしまい、ロングシートでガマンです。
先ほどの東城街道とは違い、長閑な農村地帯を軽快に走ります。
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周りを見たら、もう秋って感じが十二分にします。

今回も45kmを1時間半掛けてゆっくりと三次に到着。

次に乗る列車はお待ちかねの快速電車です!!

◆第6ランナー
 芸備線 快速「みよしライナー」 5875D 広島行き

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お懐かしい顔に、身も心もホッとしたのは言うまでもありません。
何せさっきまでの車両に比べ、ボックス席が多いのと、乗り心地のことを考えたら、断然こっちの車両なわけでして。
しかも2両に増え、大満足です。
とはいえ、ボックス席に人一人が座るくらいの閑散とした雰囲気で出発です。
昔は急行が走っていたのを廃止して、この快速を走らせている経緯があるようでして。
やはり急行は廃れる運命なようです。
ただ、時刻を見る限りでは別に快速にしようが、各停にしようが、経過時間はほぼかわり無さそうに思えるところを見る限りでは「じゃあなんで快速なの?」というツッコミが来そうです。

下深川から各駅停車に。街の雰囲気の変わりようから、何故各停にしたのかが分かります。
矢賀駅で一瞬山陽線とドッキングしたのかと思いきや、引き込み線(或いは車庫)のようでビックリしました。
とはいえ、もう広島駅に到着です。

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ホームから流れる発車メロディーを聞く度に「あぁ、広島に来たなぁ」と思うのはわたくしだけではないはずです。
10時間の長旅とはいえ、秋の訪れを感じる長閑な良い旅でした。

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広島駅前広場から。
ここで、10年ほど前にどうでしょう班がサイコロを何回振ったことやら…

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広電は広島のシンボル。
今回はもうすぐで発売停止となるプリペイドカードを購入しました。乗り方にちょっと躊躇しちゃいましたけどね。

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向こうの山はひょっとしたら夕立かも…
広島の空って、意外と広いです。

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あっという間に夜となり、夕食にと選んだのはもちろん広島名物「お好み焼き」。
今回は友人に紹介されたある店に向かうため、広電を「八丁堀」電停で降り、広島パルコ近くまで歩き、立体駐車場内にある「お好み共和国」というビル街に入ります。隣には「お好み村」というビルもありちょっと迷いますが、この界隈がお好み焼き街。
階段を登って2階「ひろしま村」内入ってすぐ右に、チェ・ジウ好きのおばちゃんが、油を一切使わないお好み焼き・鉄板焼きを作ることで有名な『4・5・6』というお店があります。
このおばちゃん、とにかく話好きで、余所から来た人にも気軽に話しかけながらもちゃんとお好み焼きを作ってくれます。話だけで生中1本空けちゃうくらいですからね。
去り際に「また来ます」と必ず言われるお客さんの言うとおり、確かにノンオイルで作るお好み焼きは、また別の食感が楽しめ、何よりもヘルシーで美味しいのが特徴です。いつも暴飲暴食で腹下すわたくしにとって、このお好み焼きは格別でございました。有名人も結構訪れ、自身のメニューをこさえるほど有名店。本当に参りました。次広島に来る際は必ず来ます!!

●4・5・6
 (お好み共和国 ひろしま村2階)
 年中無休(とおカミさんが言ってました)
 11:00〜26:00(深夜2時)
 (チェ・ジウのアイテムを持って行かれるとメチャ喜びます)


ほろ酔いを冷まそうと、原爆ドームに。
実はライトアップの原爆ドームは初めてです。
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側の川辺では何やら映画を上映しておりました。
灯籠などが奇麗で、おぼろ月とうまく撮れなかったのが少し残念。


次の日は海辺を走り抜けて帰路に付きます。 


posted by T.Kiyomizu at 19:21 | 滋賀 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 金曜どないやねん
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