「ガリレオ」,「ハケンの品格」,「キイナ」,「シバトラ」,「Mr.BRAIN」と連ねて「あぁ、あの人か」とピンと来られる方はかなりのサントラ通でらっしゃる。
今回紹介する菅野祐悟氏のベストセレクションとなるアルバム「GIFT」は、「SP」「ガリレオ」を筆頭に「少林少女」「アテンションプリーズ」「エンジン」「ラストクリスマス」「赤い糸」など映画やテレビドラマといった多くのBGMからチョイスした1枚です。
しかし、驚くことにどれもが新鮮みを感じずには居られない作品ばかりで、知らなかった方も絶対に華やいでしまうほどの1作品であります。
冒頭でも綴ったとおり、この方の作品は殆どがピアノ曲であることは確かなのですが、別に主旋律が良いというわけではなく、当然脇役であるはずの管楽器が華やいで聞こえるのは気のせいでしょうか?わたくしはこの方こそ吹奏楽コンクールに応募して頂きたい作曲者だと密かに推薦したい次第です(笑)。それほどに、管楽器のメロディーのカッコイイこと!!
少しツッコミを入れると、デビュー作品となった「Fairy Of Snow」の旋律はちょっと強引でないかい?と言いたくなるところですが、それは最初で最後のご愛敬ということで。
今からこのアルバムを手にされる方、もう菅野祐悟氏のサントラをお持ちの方も、是非とも管楽器を中心に一度聴いてみて下さい。カッコイイですよぉ〜っ!!