▼PastralWaltz
竹村延和って方なんですが、知っている方はかなり少ないかと思います。
今は電子音源中心の方なんですが、当時はヒーリングサウンドというよりかは「α波サウンド」で癒しを求めていた時代……1994年に「Child’s View」というアルバムをリリースし、生音源(楽器)を忠実に操ることでその名を轟かせたことで知られ、その1曲が上記に挙げている「PastralWaltz」なわけです。
当時はこんな曲は見向きもしなかっただろうけど、2001年くらいの年代なら、竹村延和という名前も一躍時の人になったのかも知れないというほど、音質に長けている方と言えるでしょう。
要するに、リリースするに当たり時代は早すぎたけれども、その当時にしては脚光を浴びてもおかしくない人材だったということです。
私的には、この方が当時に脚光を浴びていれば、音楽シーンも小室一色に染まってなかったどころか、今とは違った別のイメージが作り出せたかも知れません。
ま、歴史はそんな感じでその一時を逃すだけでゼンゼン違ってくるもんなんですけどね。
密かに、わたくしは「いやぁ、惜しい人材を日本音楽シーンは逃してしまったなぁ〜、残念!!」と悔やんであげます。
そんなわたくしでさえ、そもそも、華麗なる金どな一族のakiraさんに教えて貰うまでは、この方の存在すら知り得ませんでしたから。
それに、このアルバム「Child’sView」はとっくに廃盤になっており、入手はかなり困難になっております。
今はamazonさん経由でやっとこさ海外で手に入れることが出来ましたが、今聴けば絶対新鮮に聞こえます。
それが15年以上前の作品だって思えば驚くのは当たり前でしょ?
いやぁ〜、日本の音楽業界は、偉大な人材を海外に放ってしまいました…。
【竹村延和『Child’sView』祭!!】
▼Rill
▼Let My Fish Loose
▼For Tomorrow
▼Harmonium(※Child’sViewには収録されていません)
あと………………
この方、枚方出身って聞いてびっくりしたのと、
アルバム『こどもと魔法』の最後に「余呉湖にて」という曲が存在することに大打撃!!
なな、何で??
何故余呉湖??
それと、
この竹村延和という方は、数年前に流行った、ソニーのロボット犬アイボの感情表現時の鳴き声の「作曲」も担当したって、知ってましたか?
わたくしも言われるまで、知らなかったッ!!!!