2008年12月05日

新企画・akiraさん騙される

2008年11月8日 午前6時 京都市東山区 三条大橋前

「はい、やって参りましたね。  ここは京都……京都ですねぇ」 朝の6時。 まだ日も明けない暗闇の中で突然デジカムが回り始める。 今回の旅の主人公はakiraさん。 ふじわらさんは都合が付かず今回お休み。 さっきまでの早朝の憂鬱さを払拭するかの如く、えらいハイテンション。 そういえば、ここまでakiraさんは真の企画の内容を全く知っていない… ――ここで企画を発表させていただきます。 「はいはいはい。何も聞かされてないんでね」 ――ここ…、2年前にやって参りましたけど、何やりました? …2年前?? 時は2007年1月。 サイコロを使ったオリジナルな企画をしようと、打ち出したモノが、 「2年前…、2年前って、ボクの記憶ではねぇ…  もっと前のような気がするんですけど、  ここで思い出すとするならば、東海道。」 おっv ――もう、東海道でよろしいですか? 「いやいやいや」 そう、2年前にこの東海道五十三の宿場町をすごろく形式にサイコロを振って東京を目指すという地味な企画、『すごろく東海道五十三次』 ――確かこんなものを振ってましたよねぇ と、Tディレクターの言葉と同時に、akiraさんの目の前に出されたのは、すごろく東海道で使われたのと同じサイコロ。 一瞬凍り付くakiraさん。 「イヤイヤイヤ、違うでしょ?」 「イヤイヤイヤ、あれはもう、確かにサイコロを振りましたけど、  でも、もう、行ったじゃないですか」 確かに、完走もしましたし、おまけに中山道も行きました。 「あれはもう、終わりでしょ?」 確かに、終わりましたな。 え〜…と項垂れるakiraさんに、Tディレクター、言葉のカウンターパンチ。 ――落ちこむ気持ちは分かるけど、雨が降ってるから早くしな! 「…はい、分かりました、じゃあ降らさせて頂きますけど…マジですか?」 再度確認するakiraさん。 何やらわたしの顔に「ウソだよーん」などと書かれているような言いよう。 …それもそのはず、実はこの企画、akiraさんを最初に騙すある企画だったのである。 それも、すごろくとは全く別で、向かう先も全く逆の。 そんなことも知らず、akiraさんはやや不満げにサイコロ片手に 「それじゃあ行きますよぉ、なぁにぃがぁ〜でるかぁ〜…」 akiraさんがサイコロを片手に、振りのポーズを仕掛けたその時!!――あ、チョット待った!! 「??」 一瞬、動きが止まる。 ――ここ、どこでしたっけ? 「え?ここは…京都の三条…?」 ――三条!? 「え?山科やったっけ??」 ――…え?? と同時にかなり大粒の雨が降ってきた。 「うわ、ちょっと振りがきつくなってきたので、クルマに戻って話し合いましょ?」 ――いやいやいや、申し訳ない!!わたくし、場所を間違えました!! ディレクター、出発場所を間違える!! 何という失態。 (いや、でもこれも計算のうち) 「…え????」 またもや凍り付くakiraさん。 ――いやいやいや、久しぶりの朝の企画だってことで、わたくし、あまりの興奮で、場所を間違えてしまいました。   出発地はここではありません!! 「………はぁ??」 ――早く早く、雨降ってるんだから早く戻って!!本当の出発地に向かうから!! イマイチ飲み込めていないakiraさんを無理矢理クルマに乗せて、我々は本当の目的地に向かうため、ここ三条大橋から西へ向かっていくのであった。

午前6時10分 青キューブ君 京都市内走行中

――いやぁ、申し訳ございませんねぇ 「間違えましたか?」 ――えぇ〜、本当に申し訳ない。 ひとつ、聞いておきたいことが。 ――サイコロでなくて良かった?すごろくでなくて良かった? 「いやぁ、すごろくとかはああみえて結構体力いるからねぇ、実は」 経験者、語る。 そうこうしているうちに、あっという間に出発地に到着。 何の出発地なのか、分かる方はこの旅の目的が分かられたはず。

午前6時20分 京都市中京区 堀川五条

――akiraさん、ここ五条堀川は、ある道の出発地点なんです。御存知ですか? 「はいはいはい。いや〜、存じませんが」 ――昔よく行きましたなぁ、そのonちゃんを乗っけて、果敢に酷道を制覇したその行く先はどこでした? 「………和歌山?和歌山の………潮岬」 そう、1年半前、丁度地図で見ると紀伊半島を半分にブチ切る酷道が存在していることに気が付いた我々は、酷道完全走破と題して、akiraさんと果敢に挑み、大阪から無事に潮岬まで辿り着いたことがあった。 ――そうですなぁ、あの頃行った国道は371号線。    そして今回も、『酷な道と書いて「酷道」』と………言いません。 おっ? 今回の企画は普通の国道の完全走破です。 ならば、分かるはず。 ――さぁakiraさん、この企画、この国道を走破しますよ。ほら、あの青看板を見て分かるでしょ? 「さっぱり分かりません」 おい! メガネを掛けないと見えないらしく、ここでわたくしがヒントを出す。 ――♪上を向いて 歩こう〜涙がこぼれないように♪ 「……何歌ってはるんですか?」 ――ヒント歌ってるんだよ。この歌を歌っている歌手、誰? 「…坂本九?」 ――九?国道… 「……9号線?」 やっと気が付き、ちょっと項垂れるakiraさん。 「……でも国道9号線なんてあんまり知らんで」 ――国道9号線ですよ。ここからスタートですよ。    でね、どこへ行くかってことですけど、    その潮岬は本州最南端ですよね?    今回は本州最西端へ行きましょう!! 「え〜〜っ!!うそぉ!?」 ――本州の最西端はどこですか? 「………え〜!!ちょちょっと待って!!」 ――本州の最西端、そして9号線の終着点は、山口県…… 「……下関?マジでぇ???」  国道9号線  京都〜下関  651km完全走破の旅 ――そして、これを以て、青キューブくん、ラストランです!! 「………マジで!!??」 驚きの連続のakiraさん。 ついに金どな史上最長距離を走ることになったakira、青キューブくんの運命は?


posted by T.Kiyomizu at 20:00 | 滋賀 ☁ | Comment(0) | TrackBack(0) | 金曜どないやねん
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