2008年10月20日
阪神が終わったのに、感動した。
今日、クライマックスシリーズにて、阪神タイガースが中日ドラゴンズに敗れ、今シーズンに幕を下ろしました。
…普通ならば、こんな記事を書くつもりは、毛頭無かったわけですよ。
わたしゃああの日に阪神を、ファンを見くびった男ですから。
思い起こせば、9月末の対ヤクルト戦。
巨人と拮抗し、負けちゃダメだっていう試合で、少ない点でも負けずに同点に追いつき、そして引き分け。
別にこの試合、引き分けでも良かった。
負けなければ、別に良かった。
ところがである。
不甲斐ないファンが引き分けに納得いかずにヤジを飛ばす。
言語道断である。
選手は皆、負けまいと懸命に戦い抜いたのに、その行為にツバを吐き捨てるとは、ファン在るまじき行為である。
コトが大事になったのは、岡田監督がヤジに対して怒鳴ってしまったところ。
この時点で、わたしはファンに対して「あぁ、これで阪神の優勝は無くなったわ」と、こいつらにさじを投げた。
何もかも、情けなかった。
そして、その通りになってしまった。
残念だったが、まぁ、仕方ない。
あれだけのゲーム差をひっくり返した巨人、大したモンだ。
みんなは「まだ、クライマックスシリーズがある!」と期待をにじませている。
わたしにすれば、申し訳ないが選手には「楽しんでプレイして欲しい」と思っていた。
岡田監督最後の試合。
今日は帰りが遅く、夜8時半も過ぎてしまった。
まだ試合をやってるかと思っていたら、意外と呆気なかった。
テレビのアナウンサーは、淡々と語っていた。
「阪神は、岡田阪神は、今、幕を降ろしました」
何故か、この言葉、そしてこの呆気なさに、涙した。
胴上げされる岡田監督、そして最後まで戦い抜いた選手たち。
そして、最後まで鳴り止まぬオカダコール。
何故か、切なかった。
関西に、今宵静かな深秋が訪れた。
posted by T.Kiyomizu at 22:29
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